発育・発達の重要な時期。
栄養の偏りや欠食、極端な肥満ややせは、子どもたちの今だけでなく将来の健康にも大きな影響を与えます。
丈夫で健やかな身体づくりのため、私たちは「食事」と「遊び」を大切にしています。
特に食事は、社会生活を送るうえでも非常に大切な要素です。
「食」にまつわる様々な経験を通じ、正しい食生活や食事のマナー、食べ物に関する知識を子どもたちが楽しく、自然と身につけられるよう心がけています。
食事・食育
心と身体を存分に動かすことで、お腹がすくリズムを育みます。
さらに、野菜の栽培や調理の経験を通じて「食べ物のおいしさ」や「人と一緒に食べる喜び」、「食事づくりの楽しさ」を知ってもらいます。
また「いただきます」や「ごちそうさま」の挨拶や配膳の指導もするなど、食育全般に力を入れています。
「安心で安全な食材を使うこと」を第一に考え、柏市場から新鮮な食材を仕入れ活用しています。
・野菜が豊富
・お米は国産米を使用
・基礎調味料はできる限り無添加
・主に有機野菜や無添加食品を使用
ありすグループのすべての園で、給食と午後のおやつを手作りしています。
・毎朝、昆布とかつお節から出汁をとっています。
・離乳食、アレルギー食など、子どもに寄り添った献立や食形態で提供しています。
毎月、専属の栄養士が各クラスをまわり、「食」に関して楽しく学べるような時間を設けています。
給食で提供される野菜や魚の調理前の姿を見て・触って・嗅いで観察したり、エプロンと三角巾をして行事食を作ったりなど、様々な活動を行なっています。
遊び
子どもにとって遊びは、食べたり飲んだり眠ったりといった、人間の生命を維持する行為と同じぐらい大切です。
想像力・創造力を働かせて身体を動かしながら、他者とのコミュニケーション力を育みます。
私たちは、それぞれの年齢の子どもが夢中になって遊べる環境づくりを心がけ、その姿を常に見守っています。
天気の良い日には、毎日園の外へ出かけます。
開放的な空間で思い切り体を動かしたり、電車や消防車を見たり、また植物や虫などの自然に触れて四季を感じたりなど。
園内ではできない様々な経験を通じて、好奇心や感受性を育みます。
小規模園でも毎年水遊びを行なっています。
はじめは体温と同じ温度のお湯を使い、安心して水に親しめるよう心がけています。
水の中で手足を動かしたりおもちゃを触ったりする感覚は、子どもにとって新鮮。
暑いさなかのクールダウンにもつながります。
紐通しやパズル、絵合わせカードなど。
子どもたちが興味を持ち、楽しめるツールを用意しています。
指先を使った遊びを繰り返し行なうことで、集中力や想像力を自然と養うことができます。