ご挨拶
会社員だった私が保育の世界に入ったきっかけは、「息子を保育園に入れたかったけれど空きがなく、入れることができなかった」という体験です。それならいっそ自分たちの手で……と、保育関係の資格講師をしていた妻とともに保育園をつくることにしました。待機児童の数が増え続けていた、平成21年のことです。
認可外(柏市認定保育ルーム)からスタートし、平成28年に小規模認可保育所へ。その後、地域のニーズを感じ、小規模保育園を3か所に増やしました。令和3年4月には、保護者の皆様からの「小学校就学までアリスに!」とのご要望に応える形で、0歳から5歳児までをお預かりする『ありす南流山保育園』を開園しました。
こうして規模は大きくなりましたが、当初から変わらず大切にしていることがあります。一つは、「職員が笑顔でいられるようにすること」。保育士が心から笑って仕事をしていなければ、子どもたちは不安になり、園が本当に安らげる場にはならないからです。保育士の笑顔に子どもが癒され、子どもの笑顔に保育士が癒される。そのための環境づくりを常に心がけています。
そしてもう一つは、「子どもにたくさんの経験をさせること」です。まだ〇才だから……といった先入観を捨て、見守りながらさまざまな挑戦をさせる。それは、一人ひとりの長所や個性を見出すのにとても重要です。実際、園でのアクティビティを通じて、親御さんがびっくりするような意外な一面が見つかることも! 保護者のみなさまが自分の子どもをもっと好きになったり、子どもの個性をさらに伸ばすきっかけとなればと思っています。
私たちはお父さまお母さまと一緒に、一人ひとりを“かけがえのない自分の子ども”として大切に育てていきたい。お家だけでなく保育園でも愛されているという安心感を、子どもたちに与えたい。当社名『モンベベ(私の赤ちゃん)』には、そんな思いが込められています。
株式会社Monbebe
代表取締役 齋藤真樹